2007年03月31日

自分がやりたいことと、やらなければいけないことは別

映画「ニッポン無責任時代」や「スーダラ節」の歌などで、日本中に笑いを振りまいたクレージーキャッツのメンバーで、名コメディアンで名俳優の植木等(うえき・ひとし)さんが、今月27日午前10時41分、東京都内の病院で呼吸不全のため亡くなりました。80歳でした。

翌朝のワイドショー等で、彼の素顔を知ることができました。何と、酒もたばこもやらず、信仰的で真面目な人だったのだそうです。そのあまりにもの表の顔と裏の顔のギャップに驚きを感じられました。

実は、「スーダラ節」を歌うとき、「こんないい加減な歌を歌っていいのか」と本気で悩んだのだそうです。

その時、背中を押したのが、僧侶であった父だったのだそうです。「『わかっちゃいるけどやめられない』というのは、親鸞の教えにも通じる。歌いなさい」。

植木さんは「自分がやりたいことと、やらなければいけないことは別。好きなことと、むいていることは違う」と悟り、“C調”キャラクターを演ずることをまっとうしたのでした。

私は、世代的にクレイジーキャッツを知らずに育ちました。ある日、ケーブルテレビの番組でふと見たクレージーキャッツの映画に元気をもらい、それ以来、クレージーキャッツの映画のコレクターとなってしまいました。

私は、これまで、周りから求められていることを断り、自分のやりたいことを通そうと生きてきたように思います。それは、茨の道でした。

最近、周りから求められていることをやると、運命が輝くことが理解できるようになりました。

植木等さんの人生とは、まさにそうだったのではないでしょうか。素晴らしいお手本を示してくださったのだと思います。

彼こそが日本一のコメディアンだったと信じてやみません。
posted by 盛岡のしろねこ / 佐藤 潤 at 08:21| Comment(6) | TrackBack(0) | 心と体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月27日

散々な日

今日は、朝起きるとノートパソコンのキーボードのキーの一つが取れていました。

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修理業者のMr.コンセントさんに診てもらったところ、キーボードごとの交換になるとのことで、1万2千円ほど掛かるのだそうです。ちょっと痛い出費になりそうです。

もっと痛かったのは、せっかく作った教材の音質が悪いことで、原因は、今年1月に買ったWカセット CDラジカセの性能にありました。購入したケーズデンキさんの修理コーナーの店員さんに尋ねたとこ ろ、スピーカーから音を再生した状態で録音をとると酷いノイズがはいるので、ヘッドフォンを付けて作業をした方が良いとのことでした。

帰ってきてやってみたのですが、やはり本格的なオーディオ機器でないと良い音は期待できないことがわかりました。

CD-Rに焼いた教材は、再生機によっては再生できないものがあり断念。カセットは手軽でお年寄りでも使い やすいのですが、メーカも作らなくなっていて、家庭用の機種では酷い性能のものしか売っていないようです。テープも以前のようなクロームやメタルはなく、ノーマルテープのみ。ドルビー機能も無 くなりました。しかも、カセットはダビングに時間が掛かり、生産性が良くありません。

そこで、今はやりのデジタルオーディオプレーヤーでやろうと思っているのですが、これから購入して使い方を覚えなくてはならない状態で、年内に教材として販売することは難しいものがあります。 これなら、生産性は、格段に向上できることでしょう。ただ、お年寄りには、使いこなすことは難し いように思います。

ということで、時間を掛けて作成した教材の品質を上げるために、設備投資をしなくてはならない事態となり、頭が痛いです。

しかも、今朝のしろねこの家庭は修羅場でした。妻が、「しろねこの仕事に夢も希望も持てない」と言い出したからです。

しろねこが確信していることは、「心に夢しか実現しない」ということです。明確な目標が、成功を 現実のものにするのだと思います。心に美しいイメージがなくては、美しい絵は描けません。歌を歌 う時においても、イメージにしたがって歌っているので、良いイメージが持てないと良い歌は歌えません。逆に、「失敗のイメージ」を描くことは、失敗を確実にするための愚かな考え方なのだと思うのです。

ただ、金欠状態が長く続くと、逃げ出したくなるのは当然なのだと思います。良いイメージが湧かなくなってしまうのも、わからないわけではありません。

ノーベル賞を2度も受賞(ノーベル物理学賞とノーベル化学賞)したキューリー婦人は、実験(ラジウムとポロニウムの精製、発見)を成功させるために、気の遠くなる年月、失敗の連続だったわけで す。大学側も、あきれて雨漏りのするような実験室しか提供してくれませんでした。つまり、成功と は、「成功するまで失敗し続ける勇気」のある者だけが得られるものではないかと思うのです。

生活が苦しいから、一旦中断して、資金を得るために仕事をする。その考え方も悪くないとは思います。しかし、研究へのモチベーションが切れてしまう恐れは否めません。生活は厳しい状態にありますが、幸い、全くお金に困っているわけではありません。踏ん張ろうと思えば踏ん張れる筈なのですが …

今月20日に長い歴史の幕を閉じた、東池袋のつけ麺・ラーメンの『大将軒』の最後の日をテレビで見ました。お弟子さんたちは、1ヵ月3万円の小遣いのみで、集団で生活していた様子が紹介されていました。 一見貧しい生活です。でも、彼らは、日本一のラーメン職人の技術を得て、それぞれに素晴らしい夢があるのです。オペラ「ラ・ボエーム」で描かれている、屋根裏で暮らす青年達のようです。家賃もろくに払えない彼らは、実際のお金は無くても心の中ではすでに大金持ちだったのです。

しろねこは、長いこと肉体労働をやってきました。全身埃まみれ、油まみれ、傷だらけになって働いていました。でも、未来に「明確な目標」が無く、家に帰るとテレビを付けて酒を飲み寝るだけの生活が続きました。近所の人からも軽蔑の眼差しを受け、知らず知らずのうちに、自分の価値が下がっていく感覚を受けました。そこで、思い切って退職し、夢のの持てる人生を切り開いていこうと決意したのです。退職した当時、パソコンはおろかワープロすら触ったことがありませんでした。FAXも使ったことも無く、携帯電話でメールを打つことすらできませんでした。

24日の記事に書いた汚いしろねこは、私たちに、ひたすらに生きることの大切さを教えてくれました 。神様が、生きなさいと言われている限り、生き続けているのです。神は、より小さきもの、より貧 しきものを愛されると聖書にも書いていますから、あのねこは、神々しいほどに神の祝福に生きているねこなのだと思いました。

しかし、人間は、身勝手なもので、生きるのが辛いからと死のうと考えます。死ぬまで考えなくても、 逃げ出そうとする。これは、のらねこにも劣る考え方なのだと思います。本当に食べていけなくなったなら、その時考えればいいのです。
今は見えなくても、その時になれば最善の解決策が見えてくるものです。
本当は、大丈夫なのに、神様の愛を無視して不安に駆られてしまうのです。「あの、しろねこのひたむきさを合言葉に頑張ろう」ということで、どうにか修羅場は 神の祝福へと変わっていきました。

もう一つ、しろねこの親と彼女との問題もほぼ解決できました。「常識」とは、親が子を縛ろうとする呪いの言葉。「常識」とは、会社が社員を縛ろうとする呪いの言葉。「常識」なんて、所が変われば「非常識」なのだから… 

だから、「基本」を大切にしても、「常識」などに振り回されない。そういったことも確認し合うことができました。

タイトルは、「散々な日」と書きましたが、今日は「祝福の日」だったのかもしれません。
posted by 盛岡のしろねこ / 佐藤 潤 at 21:58| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月26日

ブログをすることがなかったなら(BlogPet)

盛岡のしろねこが
もし、ブログをすることがなかったなら、しろ調子は、妻のうつを理解できずに離婚をしていたと思います。
とか書いてた?

*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「コロ」が書きました。
posted by 盛岡のしろねこ / 佐藤 潤 at 10:12| Comment(2) | TrackBack(0) | BlogPet | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

調子が出ない

ここ数週間、だらけにだらけたことで体調を崩してしまったようです。

ブログ活動を休止して、仕事に集中していたのですが、家族の問題等で集中できなくなり、気疲れが一気にきて無気力になってしまったようです。

ですから、どうも調子がでません。仕事に集中できません。ブログもできないでいます。

不思議なもので、あれもこれもこなせている時には、ブログも楽しめるのに、あれもこれもできない時には、ブログも楽しめないようです。

その後、家族の問題もほぼ解決し、仕事に集中できる状態になってきている筈なのですが、なかなか取り戻せないでいます。

5月12日(土)の盛岡芸術祭声楽部門(盛岡市民文化ホール 小ホール 午後6時30分開演予定)の出演依頼を受け、ピアノ伴奏者探しをしてきましたが、ようやく昨日、ピアノを弾いてくださる方が決まりホッとしました。4月8日(日)のイースター後の祝賀会(カトリック四ツ家教会 午前11時頃?)では、「千の風になって」を歌う予定もあります。昨日、教会での伴奏合わせでは、自分でも不思議なほど良い感じを得たのですが、家に帰ってくると、またやる気を失ってしまうのです。何かが変なのです。ファンの方々を失望させないためにも、早くがんばれない状態から脱出したいです。

ブログを通して、「心のキャッチボール」をすることが、しろねこが一番やりたいことではあります。それができないでいることに、とても辛く感じています。

posted by 盛岡のしろねこ / 佐藤 潤 at 07:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月24日

思い出のしろねことの再会

下の写真は、しろねこが最初に立ち上げた「キュードーシャ主義」というブログ(ココログ)の2005年9月28日の記事の中で紹介したしろねこです。

多分、毎日のパトロールコースの巡回中だったのでしょう。わき目を振らず前進していました。しろねこが「ニャー」とねこの鳴きまねをしたら、こっちを向いて関心を示してくれました。しろねこが近づいていっても逃げることなく、お互いに(多分?)幸せなひと時を楽しむことができました。

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あれから約1年半の時が過ぎ、今日、そのしろねこと再会しました。

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綺麗なしろねこだったはずだったのに、哀れなほどに汚れていました。妻が抱きかかえると、とても幸せな表情をしてくれたのが、せめてもの心の救いでした。

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こんなに汚れても、よぼよぼになっても、頑張って生きている、野生のひたむきさに感動を覚えました。

生きるって大変なんだ。だから、生きるだけでも十分に素晴らしいんだ。

神様に愛されているからこそ、生きるんだ。

しろねこは、ひたむきに生きることに、もっともっと誇りを持とうと思いました。



「世界フィギュアスケート」・女子シングル、安藤美姫選手が金メダル!浅田真央選手が銀メダル!日本人選手が表彰台の1位2位を占める素晴らしい結果となりました。中野友加里選手も5位と大健闘!しろねこはテレビでしっかり見ましたよ。感動しました。
特に、浅田真央選手は、前日のSP5位から歴代最高点を更新する演技で、一時トップへと大逆転した瞬間には興奮しましたね。
前日のSP1位のキム・ヨナ選手(韓国)は2度も転倒してしまったことで、前日のSP2位で逃げ切りできる立場となった安藤選手はリスクのある4回転サルコウを避けての完璧な演技。そのことは、ちょっぴり残念ではありました。トリノ五輪では15位と地獄を味わい、昨年12月の全日本選手権では、演技中の右肩脱臼の激痛を押して勝ち得た世界選手権への出場権でした。ミキティ、本当におめでとう!(3月25日、早朝記)

posted by 盛岡のしろねこ / 佐藤 潤 at 20:47| Comment(0) | TrackBack(0) | ねこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月17日

信じるということ

新しい明日には、失敗などありません。

でも、明日に不安を持ってしまうと、

きっと失敗の明日が来てしまうように思います。

信じられないとは思うけど、

人生とは、心のイメージが作り上げるもの。

私は、歌を歌う者として思うのだけど、

10回中1回しか成功しない難しい高音であっても、

成功のイメージを強く持つと、

なぜか本番で成功するんですね。

だから、良いイメージを心に描けるのなら、

きっと人生は明るくなっていくと思うのです。

残念ながら、

社会のしがらみは、簡単に断ち切ることはできません。

クリーンな政治を謳って財政の借金を増やす政治家と、

多少腹黒くても財政の黒字を増やす政治家と、

どちらが優れた政治家なのだろうと思うことがあります。

政治家が、改革と言って社会のしがらみを切り捨てようとすると、

結局、立場の弱い人々が傷ついてしまう構図があるように感じられてなりません。

私たちが先人たちから受け継いだしがらみとは、

一筋縄にはいかないものなのだと思います。

しかし、

自分自身のしがらみなら、

私たちの決意と意志次第では、

十分に断ち切ることが可能なのだと思います。

そして、そのしがらみを断ち切るための一番の力となるものは、

良いイメージを心に描くことなのだと思うのです。

何度倒れても、何度挫けても、

素晴らしい明日が来ることを信じて、

ブログを通し、

お互いに励まし合いながら、

心に良いイメージを描き続けていきませんか?
posted by 盛岡のしろねこ / 佐藤 潤 at 18:22| Comment(10) | TrackBack(0) | 心と体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月11日

生きている証

人生、思ったようにはいかないものです。

両親が同時に寝込んでしまい、家の中の時間が止まってしまっています。

共に精密検査をしたのですが、どちらも病気の原因を特定できないでいます。

しろねこのブログも止まった状態が続いております。

思い起こせば、ブログを始めた当初は、批判記事ばかり書いていました。その当時にコメントを書いてくださった方々は、残念ながらブログを閉じてしまわれましたが、そこでガツンと厳しいお言葉をいただいて、かなり目を覚まさせていただきました。

そして、記事の内容が癒し系のものに変わっていきました。すると、優しい方が集まってくるようになり、励まし合うことの喜びを得ることができました。当時、妻のうつに悩まされていて、離婚も考えていた程でしたが、現在では妻は、私以上に前向きな考えの持ち主へと変わり驚かされています。妻もブログをやるようになったのですが、夫婦共にブログに育てられたように思います。

ブログは、記事を書くことも大切ですが、心のキャッチボールをしてくださる、素晴らしきブロガーさんの記事を読むことが最も重要なんだと感じています。違った価値観に触れ合うことで、新しい視点が生まれてくるからです。新しい視点は、マンネリがちな心を打ち砕いて、幸せを感じられる体質へと導いてくれるのです。

ところが、自分の記事を書くことで精一杯になってしまうと、どうも辛くなってしまいます。「こんなんではいけない」という思いで立て直すことができなくなってしまうのです。人間、収入を得ないと生きていけませんし、家族のことを無視するわけにもいきません。まったく時間を生み出せないとなると、焦りばかりが募ってしまい、気が滅入ってしまうようです。

とはいえ、しろねこはブログを閉じることだけは全く考えていません。これまで、愛べきブロガーさんが、ブログを閉じていかれた苦しみを味わってきたからです。

長いこと、記事の更新の途絶えていたブロガーさんが、数ヶ月ぶりに記事を更新していたりすると、本当に嬉しく思うんですね。生きていることを確認できただけでも、とっても嬉しい気持ちになるものです。こんなことって、ブログをやらなかったなら感じられなかった感覚なのかもしれません。

だから、しろねこは、なかなか理想のブログが書けなくて、情けなく思ったりすることもありますが、「生きている証」として、不器用ながらも書き続けていきたいと思います。
posted by 盛岡のしろねこ / 佐藤 潤 at 20:53| Comment(18) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

日に行なわれる(BlogPet)

結果を得るためのプロセスを身についてきた人の共通のキーワードって何かと考えてみました
つまり、「依存的な心構え」
が身についてきた人の証に触れる時、素晴らしきブログ仲間の方々と交流できる日を夢見て頑張って生きてきた人も強いタイプとでもいうのでしょうと思うのです
どんなことで猛烈な努力により現実に叶えることで猛烈な努力ができることを教えられるんです
その「私だって」
見ましたか?
1月2日−3日に行なわれる「箱根駅伝への夢は儚くも消え去りました」
しろねこは、状態などを体験しなかったの♪
公園や、重い病気や、楽しい傾向とかを仕事しなかったのよ
こういう人の方が、危ないようになっていきました
元陸上競技部のしろねこも、箱根駅伝
以外で、こんな素晴らしいレースあるかなと思います
と、盛岡のしろねこが考えてるみたい♪


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「コロ」が書きました。
posted by 盛岡のしろねこ / 佐藤 潤 at 13:05| Comment(0) | TrackBack(0) | BlogPet | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月04日

全ては(BlogPet)

昨日、コロは削除しなかったの♪
全ては、笑うに限ります
昨夜、憂さ晴らしの記事を書きましたと思います
昨夜の暗い記事を読まれた方には
日本映画など持ちが、ビデオ映画などを削除すればよかった
とか思ってるの。


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「コロ」が書きました。
posted by 盛岡のしろねこ / 佐藤 潤 at 10:19| Comment(0) | TrackBack(0) | BlogPet | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月01日

コンピュータウイルスには気をつけよう

しろねこの所には、4台のパソコンがあります。内2台はセキュリティ環境がバッチリなのですが、残る2台は、SymantecやTrendo Microの無料オンラインスキャンと、無料ソフトのSpybotを併せて使用しています。こちらの方は、チェック機能しかありません。

昨日、セキュリティの弱い方のパソコンで、Windows Media Playerのラジオで、海外のジャズ放送を 聴いていた時です、あたかもWindows Media Playerのプラグインアップデートのような画面が現れ、 別のパソコンで仕事をしていたため、じっくり考えられなかったのが油断でした。どうやら、ユーザーの同意なく ActiveX を利用してプログラムをインストールするタイプのウイルスらしいです。ダウンロード画面が出てきて、良く見ると「Win Anti Spyware 2006」と書いてあり、ダウンロードを止めようとしたのですが、すでに手遅れでした。何とも勝手にソフトがインストールされてしまいま した。

アンインストールしようと、コントロールパネルの「プログラムの追加と削除」のリストを見たので すが、ここからはアンインストールができません。そこで、ファイルやフォルダの検索に「Win Anti Spyware」と入力して調べてみたら、何とプログラムファイルのあらゆる所に侵入していること がわかりました。しかも、システム領域のみならず、ハードディスク全体にまで及んでいました。

パソコンを立ち上げるたびに、その偽スパイウェアソフトが立ち上がります。けたたましいサイレン音とともに、スパイウェアの駆除のために料金を振り込むことを催促してくるのです。

その侵入ファイルの数が、あまりに膨大なため、削除したとしても、システムのダメージが大きく、 パソコンはまともに機能しないと判断しました。そこで、重要なデータをバックアップしてから、ハードディスク全体のリカバリ&復元作業をすることにしました。

ところが、このソフトの常駐性が強力すぎて、メモリが異常に消費されているのかもしれません。何年か前にウイルスバスターの不良アップデータにより、CPU使用率が100%になってパソコンがうんと もすんとも言わなくなってしまったトラブルにも似た症状でもありました。

パソコンがフリーズして しまい、全くバックアップ作業ができませんでした。たまたま、前日に重要なデータのバックアップ を取っていたので、バックアップ作業を中止して、リカバリ作業に入りました。

リカバリ作業には、Acronis True Image 9.0を用いました。昨年の3月20日にAcronis True Image 9.0で作成 したバックアップファイルを用いたので、約1年前のパソコンに戻ってしまいました。このパソコン は、今年に入ってからは、録音用として大活躍していますが、昨年はあまり使っていなかったので、 バックアップを小まめに取ってはいませんでした。







そこから、トラブルを起こす直前までの環境に戻すのに、まるまる一日掛かりました。これが、通常のリカバリ作業(パソコンの出荷状態にまで戻すもの)なら、復旧に1週間も掛かったことでしょう。何度も、ウイルスチ ェック、スパイウェアチェックを繰り返し、安全を確認しました。せめてもの救いは、セットアップが上手くいったようで、それまでよりパフォーマンスを1%向上できたことです。

教材作りのレコーディング作業が、昨日で完了していたのが幸いでしたが、時間を掛けて見つけたベスト設定が 消えてしまったことはショックでなりません。

教訓:ウイルスにやられると、バックアップはもう取れないと考えて、できるだけ毎日バックアップを行なうこと。

インターネット歴は、約7年になりますが、ウイルスにやられたのは初めてのことです。あらゆるウ イルス対策を講じてきたつもりでしたが、こういうパターンでウイルスが入ってくるとは想定外のこ とでした。最近では、メールを通してのウイルスばかりではないようです。もはやチェック機能とパソコンの設定だけでは、防ぎきれません。防御機能をしっかりさせなくては…

復旧作業は徹夜で行なったので、本当に疲れました。

ブログのお休み期間は、もう少し延期になりそうです m(__)m
posted by 盛岡のしろねこ / 佐藤 潤 at 23:19| Comment(5) | TrackBack(0) | パソコン・インターネット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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