確かなことは、太古の昔から現在においても、悪が存在しているということです。
多分、未来もその点は変わらないように思います。
ですから、悪いヤツがいなくなれば幸せになれると、消去法で考えるのなら、絶対
に幸せにはなれないわけです。
反対に、希望が叶ったなら幸せになると、増強法で考えると、希望が叶うまでは幸
せになれないことになります。
もし一生叶わないような希望なら、一生、幸せにはなれないわけです。
では、どうしたら幸せになれるかといえば、今の状況を何も変えることなく、今の
ままで幸せを感じる練習をすることにあります。
どんな戦地であっても、必ず幸せがあります。不幸だけではありません。
実は、不幸を作り出しているのは、私の心の持ち方にあるのです。
私は、薄っすらではありますが前世を感じることができます。これは宗教でも何で
もなくて、自然現象と受け止めています。自然の循環システムの一部のようなもの
と受け止めています。
そして、自然を感じるということは、神様を感じることでもあります。
これは宗教の陥りやすいことなのだけど、立派な人にならなくては神様に愛されな
いと考えると、そうはなれない多数の人は、自分と神様の距離がどんどん遠ざかっ
ていくしかありません。
そうではなくて、今の私のままでも神様はしっかり受け止めてくださる。それが、
どんなに歩みが遅くても、私なりのペースで魂が成長していくことを微笑んで見守
ってくださっている。そう考えるのです。
その視点を持つなら、なぜ私がここに存在しているかということが、おぼろげでも
見えてきます。前世の私と対面し親しくなっていくと、死ぬことが、ぜんぜん怖く
なくなっていきます。死ぬことが終わりではないという確信が得られていくからで
す。
私が幸せを感じられるようになっていくと、私と接する周りの人たちも幸せが感じ
られるようになっていきます。幸せは伝染する性質があるからです。
そういう私をちゃかしたり、価値を引き下げようとする人が、残念ながら後を断ち
ません。心が狭いというか、頭でっかちな人が多いのです。しかし、このことも受
け入れなくてはならぬ自然の摂理なのかもしれません。
だからこそ、愛し合う絆がとても重要になってくるのです。
人は一人では幸せに生きていけない存在だからです。
posted by 盛岡のしろねこ / 佐藤 潤 at 21:36|
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心と体
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