2009年02月24日

(6)身体と対話しよう

次に、身体と心との関連性について考えていこうと思います。

人間の身体には約60兆個の細胞があるのだといいます。

その一つ一つの細胞の中にも、さまざまな機能があり、進化の過程におけるすべての遺伝子情報も含まれているのです。それは、まさに小宇宙といえるものです。そして、人間が眠っていようとも、怠けていようとも、心が腐っていようとも、善人であろうと、悪人であろうと、身体の機能は、まさに完全なる秩序とも言える恒常性(ホメオスタシス)を保とうと働いています。

キリスト教の中でも戒律的な宗派では、食欲や性欲などの欲求は身体からくるもの。だから肉によるものは悪いものと教えています。でも、それは本当でしょうか。それは、あくまで心からくるものではないでしょうか。

身体のほうは、食べることを求めていないのに、ストレスから、ついやけ食いすることがあります。タバコは悪いものとわかっていても、なかなかやめられないというのもそうかもしれません。身体がタバコを求めているわけではないのです。心が求めているのです。

ですから、問題は身体の側ではなく、心の側にあると考えられます。むしろ身体の声は、完全な秩序の声なのだと思います。実は、聖書には、人を汚すのは人間の心の側にあるとも書いてあります(『聖書』より マルコの福音書 7章17節〜23節)。

ですから、身体の声に耳を傾けるのなら、宇宙の完全なる秩序、最も「確かなるもの」の導きに従えると思うのです。

私は、かなりの早食いです。実は、子供の頃は食べるのが非常に遅くて、父に毎日、激しく怒られました。戦時中は早食い早糞がたくましい男の姿だったようです。男気の強い父はわずか5分で食事を終えてしまうのですが、私はその早さについていけませんでした。結局、まだ食べているにも関わらず食事を片付けられてしまうという毎日で、食事がとても憂うつで辛いものでした。母も、私が給食で残したパンを翌日ご飯と共に炊いてぐちゃぐちゃになったものを出すので、その味が気持ち悪く、その頃の食事は大変な苦痛でした。

私は、涙を流し、大変な苦痛を乗越えて早食いを身につけたのでした。私も5分程度で食事が終わります。早く食べないと、何故か安心できないのです。

ところが、その早食いが肥満の原因となったのでした。ちなみに、私の父母も肥満体質ではあります。

心のトラウマともなっている、その悪習を直すためにしなくてはならないのは、心の声ではなく、身体の声に耳を傾けることであると気付きました。

身体の声は、「ゆっくり食べなさい、よく噛んで食べなさい、楽しく食べなさい」と導いてくれます。ところが心の声の方は、トラウマに捕われており、「急いで食べろ」と脅迫してきます。

ある学者が言うには、栄養を豊かに摂ることよりも、粗食であってもよく噛んで唾液をたくさん分泌させて、しかも楽しい気持ちで食べることが身体全身に必要な栄養をいき渡らせるのだそうです。早食いで、しかも嫌な気持ちで食べるとなると、どんなに豊かに栄養を摂ろうと、ほとんど栄養にならず身体に害になる作用をもたらすというのです。

朝、一人静かに瞑想をすると、良い導きが得られると言われています。私は、その際に身体の声に耳を傾けるようにします。なぜなら、身体の声は完全なる秩序の声。宇宙全体、さらにはさらに高い次元とも通じる「確かなるもの(Something Great)」の声と繋がっているのです。

私は、朝にジョギングすることも良いのではないかと考えています。身体の声と対話できる時間が得られるからです。運動と瞑想が同時にできて一石二鳥でもあります。身体の声と対話していると、今日一日をどう生きるべきかという導きも得られるような気がします。

とにかく、周りとの雑音から離れ、静かに自分の身体の声に耳を傾ける。そういう時間の必要性を強く感じるようになりました。

私にとって、今年は農業をはじめる年です。作物を育てることも、「確かなるもの」の声を聞くことに繋がるような気がします。そして、農業を通して何が何でも健康体を取り戻したいと思います。


posted by 盛岡のしろねこ / 佐藤 潤 at 13:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 光の道を歩んでいこう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。