そこに、よぼよぼのおばあさんがやってきました。
待合室のソファーは、患者さんですっかり埋まっていたので、
あとからやってきたおばあさんは、立って待たなくてはいけません。
そこで私は、
おばあさんに席を譲ろうとしました。
「どうぞ、お座りください」
そう言って、私は席を立ちました。
しかし、
おばあさんは、嫌な顔をして、私の好意を拒否しました。
もう一度、声をかけたのですが、全く無視されてしまいました。
私は、場の悪い感じで、また席に着くことになりました。
何か、とても暗い気持ちになりました。
心の持って行き場所がなくなり、
ふつふつと怒りが込み上げてきました。
ところが、
その瞬間、ふと、ある気付きを得たのです。
これって、私が普段、神様に対してやっていることではないのかと。
私の命を何度も、何度も、危険から守り助けてくれていたのに、
私は神様に心を向けずに感謝することを忘れていた。
きっと、神様は、
私が今味わっている、
この暗い気持ちをいつも、ぐっとこらえておられるに違いない。
悲しみながら、悲しみながらも、
私達を守ってくださっているのではないだろうか。
だから、こういう気分の時には、
私の好意を踏みにじったおばあさんに怒りを向けるのではなく、
普段、忘れてしまっている、
神様へ感謝をすることにしよう。
なんか、感動して読ませてもらいました。ほんとうに、私たちのしてること、神様は忍耐深く、そして「仕方がない奴」として、憐れみと優しさをもって見ているのでしょうね。
親の心、子知らずというか...。
ありがとうございました。
そう言ってくださると、とても嬉しく思います。
しろねこの経営している塾では、昨日、クリスマス会をやりました。子供たちは、とても喜んでくれたようです。
24日には、カトリックの教会で独唱を依頼されています。賛美をしている時には、全く雑念が浮かびません。小生にとって、最も清らかな時間といえるのかもしれません。
クリスマスは、「感謝の日」にしたいものです。父なる神への感謝と、そして、育ててくれた父母への感謝。思い出せる限りの恩人達に感謝。
では、よいクリスマスを!