2015年11月04日

真理も悟りも

真理も悟りも天国の門に辿り着くまでは大変重要なものである。しかし、天国の門をくぐった後は、この世でのことは一切口にできない(「語ってはいけない」)のである。しかも、全て一から学び直さなくてはならない。それは平安な世界における、幸せな学びなのである。そして、この世での価値観が不要なものであることを悟り、完全に忘れ去ってしまった時には、私たちは天国の住人となっているのである。

では、天国の門に辿り着くための真理や悟りとは何か?

「自分が」という生き方(自己愛)ではなく、「苦しんでいる他者のため」(他者愛)に働くことである。東日本大震災の大津波で、高台に逃げて命が助かった人についてイメージしてもらいたい。「自分が」と考える人は、失ったものに心が捕らわれ悲しみに押しつぶされてしかめっ面でいるしかなく、中には自殺してしまう者もいた。しかし、「苦しんでいる他者のため」に働いている人は、彼と同じようにすべてを失っているにもかかわらず、笑顔を絶やさずにいられたのである。後者のような行動に移せる人は、天国の門に辿り着くために必要な真理と悟りをすでに獲得しているのである。

この世での楽しみを追求することは決して悪いことではない。人は元気でないと、良い生き方ができないからだ。ただ、こういったことは天国には持って行けないことを心のどこかで感じている必要があるということである。そして「苦しんでいる他者」を見つけたら、日頃培ってきた元気でもって、その人を励ますことに積極的であるべきなのだ。これは、イエス・キリストが語っている「最も重要な掟(愛の掟)」そのものなのである。

さて、もう一つ天国に行くために大切なことは、しっかりと秘密を守れることである。その人に「言うな」と言われたら、周りから言えとせがまれてもしっかりと口を閉ざし、言わないで通すことができなくてはならないのだ。「語らない練習」をすることも、この世での修業の重要なテーマといえるからだ。

私がこのようなことを言うのは、「刈り入れ(神の裁き)の時」が近づいているからである。輪廻転生(生まれ変わり)の考え方は私も正しいものと受け止めてはいるが、「刈り入れの時」というのが引っかかってならないのである。わからない概念に対し、無理に正しいと決めつけることこそ間違っていると言うしかないが、上記のような考え方(解脱論)も心のどこかにしまっておいて欲しいと勧めているのである。その程度に受け止めることで十分であり、それ以上でもそれ以下のものでもなく、これまでの日常を脅かす価値観など存在しないのである。

この言葉の薬は、静かに穏やかに効くもので、いつの間にか強い人へと変える効力を持っているのである。


つまり、元気が大事なことを言いたいのである。世界的人気プロレスラーのアントニオ猪木氏が、「元気ですか!!! 元気があれば何でもできる」と仰っている。世界を舞台に大活躍した元男子プロテニス選手の松岡修造氏もまさに元気の人である。「できる! できる! 君ならできる!」私も彼のメッセージに励まされている者の一人である。「苦しんでいる他者のため」(他者愛)に生きるには、とにかく元気が必要。元気を養わなくてはいけない。繰り返し述べることになるが、楽しみを追求することは決して悪ではないのである。


posted by 盛岡のしろねこ / 佐藤 潤 at 13:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 宗教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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