2007年12月17日

4.自分の可能性に目覚める

ごく少数の人を除けば、ほとんどの人は「自分はわずかな能力しか持っていないと思い込んでいると思います。

その結果、自分の能力を十段階評価した時に、自己評価を「1」か「2」、せいぜい「3」と答えるのだそうです。

本当に、それは正しい自己評価なのでしょうか。


これは、講談社ブルーバックスからの情報です。

人間の脳の神経細胞は大脳に約140億個、小脳皮質に約1000億個あり、そのほか延髄などを合わせると合計千数百億個の神経細胞が頭蓋骨の中に入っているといいます。これは天文学的な数字です。

一日に数十万個から百万個ぐらいの神経細胞が死亡しているのだそうですが、1日50万個死亡しているとしても、80年間に150億個、単純に計算しても、80年後でも八割以上が残っているのだそうです。

つまり、私たちの脳の80%以上もが、手付かずのまま人生を終えていることになります。

水頭症のため、大脳が普通の人の10分の1しかなかった男性が、運動能力、行動も精神状態もまったくの正常。知能指数を示すIQに至っては、126と秀才(80−120が普通)であったという例もあります。

脳の大きさと知能とは、何の関係もないようです。

すでに未来を先取りしたかのような、もの凄い可能性を持った脳をすべての人が与えられているということになります。

こんなにも素晴らしい可能性のある脳を使わずに、「ダメだ」といっている人が多いように思えてなりません。

何がダメにしているのでしょう。

それは、あくまで「できない」という思い込みなのだと思います。

不幸にして、「できない」と親や友人達にレッテルを張られてしまって、才能を埋没している人が多いことでしょう。私もその一人ではありましたが…


何が自分に合っているのか、わからないと言う人もいることでしょう。

とにかく、何であっても良いので、目の前にある目標に積極的にチャレンジしてみましょう。

例え、それが向いていないことであっても、そこでの体験が、自分に本当に向いているものを見つけるために生きてくることでしょう。何かに頑張って打ち込むと、それが必ず他の分野にも良い影響となってくるものです。頑張り損ということは決して無いのだと考えましょう。このことは、脳の素晴らしき可能性を考えてみると納得できると思います。


ただ、うつ病になると、そのチャレンジができなくなります。自分がうつ病になる前は、猛烈な努力で克服する証を立ててきました。しかし、ストレスが重なったことで脳内の伝達物質のバランスが乱れてしまったのでしょう。激しく落ち込む好不調の波に苦しむようになってしまいました。

それまで、うつ病は「心の病」と思って、自分には無縁と思っていました。しかし、それは誤解でした。うつ病は、「脳の病」だったのです。

私は、うつ病になることで、新しい自分の可能性に目覚めることができました。それは、無理をして、猛烈な努力をして得る幸せではなくて、現在、神様からすでに与えられていることから幸せを感じられるセンスを身に付けようと考えるようになったことです。

そうして得た小さな幸せを積み重ねていくなら、きっと心が輝いていき、人生も輝いていくに違いないのだと思います。

お互いに励まし合いながら、輝いた人生を歩んでいきましょう。


自分の中に眠っている素晴らしい能力を信じよう。私には、すでに未来を先取りした素晴らしい可能性が備わっているのです。まずは、その可能性を生かして、小さなことにも幸せを感じられる幸福体質を築いていこう。

※このフレーズを10回声に出して唱えると、アファメーション(ポジティブな言葉を繰り返し唱えて 潜在意識をクリーニングすること)の効果がありますよ。
氷山の水に沈んでいる部分のように、意識より無意識(潜在意識)の方が、10倍も大きいのです。
意識を良いものに変えようと努力しても勝ち目がありません。
黒いコーヒーの入ったカップに水道の水を注いでいくと、やがて透明になっていくように、アファメ ーションによって潜在意識をクリーニングしていきましょう。

※努力しなくては得られないような幸福ばかり追い求めていては、やがて疲れ果ててしまいます。
四季の美しさを味わうことでも、100円ショップで売っている霧吹きボトルに水を入れ、同じく1 00円ショップで手に入る好みのアロマオイルを数滴たらしてアロマミストを浴びるようなことでも いいのです。日常の中で見つけられる、簡単に手に入る、「小さな幸せ」を毎日感じる練習をしてい きましょう。
そうすると、好不調の波が、激しく大きな波から小さな波となっていき、やがて穏やかな波へとなっ ていくことでしょう。幸福体質を築いていきましょうね。

※アファメーションは、ダイエットに似ています。月に1回だけやったからといって痩せることがな いように、毎日取り組まなくては効果が出ません。毎日、取り組まれることをお勧めします。


参考文献:『自信の法則』 ジェリー・ミンチントン=著 弓場 隆=訳 (ディスカバー)、『脳 100の新知識』 森 昭胤編 (講談社ブルーバックス)
posted by 盛岡のしろねこ / 佐藤 潤 at 05:21| Comment(8) | TrackBack(1) | アファメーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
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Posted by 夢 at 2007年12月17日 13:44
しろねこさん、こんばんは。
以前から気になっていた、「里親募集中」のブログパーツ、私も、自分のブログに設置しました。少しでもお役に立てたら、幸いです。

この記事で、しろねこさんが書かれていた、

「それは、無理をして、猛烈な努力をして得る幸せではなくて、現在、神様からすでに与えられていることから幸せを感じられるセンスを身に付けようと考えるようになったことです。

そうして得た小さな幸せを積み重ねていくなら、きっと心が輝いていき、人生も輝いていくに違いないのだと思います。

お互いに励まし合いながら、輝いた人生を歩んでいきましょう。」

・・・・という文章に、感動しました。

私も、何度も命を落としそうになっても、まだ、神様は私を生かしてくださっている。
この事実、前向きに考えたいと思いました。
Posted by TOM at 2007年12月17日 18:04
夢さん、お誘いありがとうございます。

しろねこは、現在うつ病の治療中で、仕事においてもリハビリ期間なんです。健康な時なら、他の人の作成したマニュアルを生かせると思うのですが、今は、うつ病と上手く付き合っていけるよう、自分の身体と相談しながら、苦しみながら自分だけのマニュアルを作っていかなくてはなりません。そのマニュアル作りを通して、同じ病気と闘っている人のお役に立てるスキルを得ていきたいと考えています。
そういう状況ですので、どうぞご理解ください (=^・^=)ノ
Posted by しろねこ at 2007年12月18日 08:34
TOMさん、コメントありがとう
しろねこと親しくしている人に動物愛護の活動をしている人が何人かいます。そのことについてお話するととても長くなるので、いつか記事のほうでお伝えしていきたいと思います。ブログに「里親募集中」のリンクを設置してくださり、とても嬉しく思います。

「私も、何度も命を落としそうになっても、まだ、神様は私を生かしてくださっている。」
感動しました。良い気づきを得たのですね。神様は目には見えません。強制されて神を愛するのではなく、「自分の意思で、自分の責任で」愛し合うことの尊さに気づいて欲しいからです。日常の中の小さな幸せを積み重ねていくのなら、きっと神様の愛に気づき、人生が輝いていくのだと思います。

((((( =^-)_@`。・:*:・°'★,。・:*:・°'☆[幸福のりんごをどうぞ!]
Posted by しろねこ at 2007年12月18日 08:45
こんばんは。お返事ありがとうございました。

すっかり寒くなりましたが、そちらはいかがですか?私などはもう、朝なんか、布団から離れがたくって(苦笑)

私は、明日から2日間、総合病院の外来で検査です。
実は、その結果に「ドキドキ」なんです(苦笑)。

結果は年明けにしかわからないんですが、「大事な話があると思いますから、できるだけご家族と一緒に、結果の説明を聞きに来てくださいね」なんて、言われてしまうと、ついついマイナス思考になってしまいます。
よくないですね、これって(*^_^*)

時計が深夜の1時を回っても、ビールなんて飲んで起きています。
心配なんでしょうね、これって。
妻は、最悪の検査結果のことも考えているようで、私に、感謝の言葉まで言ってくれました。

まだ、私は生きなければいけないんです。
ついついマイナスの結果を考えてしまいがちになりますが(今日のブログにも書きましたが・・・)、私が死んだら、家族は困ってしまうんですよね。経済的なことが、まず困る理由として発生します。

先走ったことですよね(苦笑)。なるべく楽天的に考えたいのですが、どうもけいけません。

体は、正直、具合が悪いときも少なくありません。でも、我慢して、なるべくその素振りを見せないでいます。

でも、我が家のチワワまで、私のこと、何でもわかっているので、これは、無駄な抵抗でしょうね(苦笑)。
Posted by TOM at 2007年12月19日 01:11
TOMさん、コメントありがとう
辛いお気持ち分かるような気がします。

でも、マイナス思考になっても良いことなんて何もありません。
すべてを神に委ねる決意をし、神に祈りをささげると楽になるかもしれません。ご家族のことも神に委ねられたらどうでしょう。
神と共に生きるのなら、すべては最善に結びつくもの。そう聖書から学んでいます。
心からお祈りしています。
((((( =^-)_@`。・:*:・°'★,。・:*:・°'☆[幸福のりんごをどうぞ!]

Posted by しろねこ at 2007年12月19日 08:04
しろねこさん、おはようございます。
お返事ありがとうございます。

「人事を尽くして天命を待つ」といいますか、さらに一歩「他力本願」になって、すべてを巨きな(おおきな)ものに委ねるという気持ちでしょうか。

「世界の中心で愛を叫ぶ」の原作にも、映画にも、このシーンはありましたが、空港で飛行機が台風のために出ない。しかし、今行かなければ、アキには「次」のチャンスは無い。そして、空港でアキは倒れてしまうんですよね。サクは、アキを抱きかかえて、天に向かって大声で叫びます。「・・・・助けてください!・・・・助けてください!」
・・・・この作品の中で、私の一番強烈に印象に残っていて、共感する場面です。
Posted by TOM at 2007年12月19日 09:32
TOMさん、コメントありがとうございます。
「人事を尽くして天命を待つ」は近いですが、「他力本願」とはニュアンスとは異なると思います。「世界の中心で愛を叫ぶ」の原作や映画は残念ながら知りませんが、多分、サクが祈った祈りは真剣なものだったのだと思います。全身全霊の祈りゆえ、神の存在を疑ってはあり得ないのです。神は、その人の隠れた能力を引き出すことで奇跡を行うので、「他力本願」とはちょっと異なるのです。
TOMさんなら、きっと神の奇跡を引き出せると信じています。仮に引き出せなくとも、神は見放したのではありません。そこに導きがあるのです。すべてを最善と考え、不安な気持ちを吹き飛ばしてしまいましょう。
明日は、心を開放する瞑想法についての記事を書きますので、ぜひ読んでくださいね。インドの伝統的瞑想法ですが、ベースにはキリストの教えがあるように書きたいと思います。
((((( =^-)_@`。・:*:・°'★,。・:*:・°'☆[幸福のりんごをどうぞ!]
Posted by しろねこ at 2007年12月19日 22:08
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