2008年02月27日

16.障害を乗越える

私は、10歳の頃に大怪我により、身体障害者としての生活を余儀なくされた体験があります。

その体験上、障害者は健常者よりも心を強く持たないと現実を生きられないのだと思います。

片腕が全く使えないゆえ、ひとりで服を着ることすらできませんでした。そうなると、他の人とは違う服の着方を編み出すしかありません。

また、左腕の関節の後ろ側には、18針のぬい傷、前の側には、赤いケロイド上の酷い傷があり、夏場には、サポーターで隠して歩いていました。誰かに、何か言われるかと思い、家に閉じこもる日々が続きました。近所に住む養護学校の先生をしているおじさんに、サポータを外せと言われ、勇気を持って傷をあらわにして歩いてみました。それから、積極的にリハビリを行うことができるようになりました。

私は、3度大手術をしました。長いこと左手の脈が打たず、左腕の切断の危機が続いていたとのことです。約4ヶ月寝たきりだったので、足はなんでもなかった筈なのに、歩けなくなっていました。指が動くようになり、関節が動くようになるには、それから2年以上の月日が必要でした。

医者は、「私の左腕の機能が良くなることはあり得ない」と親に話していたとのことです。親は、私には真実を隠し、「必ず治るよ」と嘘をついていました。その嘘が、後に私の家出癖に繋がるのですが…

私は、子供の頃は内気な性格で、自閉症気味でもありました。人と話をすることが上手くできませんでした。体育の成績は、1か2で、運動会の徒競走では決まってビリでした。

奇跡の始まりは、スイミングスクールに通ったことでした。金づちだったので、4年生ながら幼稚園児のクラスに入れられました。そのことで、ロッカールームで同級生達から、酷く罵られました。生まれて初めて、悔しさに涙を流しました。それから、親にせがんで毎日プールに通いました。

6年生の時、小学校の水泳記録会、50メートル自由形の種目で、スポーツ万能の友人を抜くという大奇跡を起こしました。飛び込んですぐ、大きな差を開けられたのに、軌跡のターンで追いつき抜いたのです。

この体験が、その後、ビリからトップの「逆転体験」の始まりとなりました。

気がついたら、人前でもおじけない性格に変わっていました。これは、苦しい障害と闘った証だと思います。

2年前のことですが、卓球をしていて、うっかり卓球台に指を激しくぶつけて骨折してしまいました。わずか1か月、固定治療しただけなのに、約半年も指が思うように動かずかなりの不自由を体験しました。

「怠けていると機能を失う」ということなのでしょう。人間、いかなることがあっても怠けていられないのだと思います。

さて、いつ障害者になるかわからないのが人生ではないでしょうか。その日は、ある日突然やってきます。

だから、いつ障害者になっても困らないよう、心構えを持つ必要があると思います。

というのは、突然わが身に振りかかった障害を受け入れることができず、心のダメージが大きすぎて、障害と闘うことを放棄してしまっている人を私はこれまでに何人も見てきました。

そうなると、あっという間に、いろいろな機能を失って不自由になってしまいます。

苦しいですが、本当は、立ち止まっている時間などないのです。

私は昨年、うつ病になって、長い期間、仕事を休みました。生活のリズムだけは、ある程度守っていればよかったのですが、あまりに崩してしまったので、立て直すのにとても苦労しています。

子供の頃の怪我の時のような、激しい痛みは伴いませんが、自分が自分で無いような苦痛と闘っています。脳の障害なので、薬も重要です。あまり人目に付かない深夜にウォーキングもしています。最近は、早朝にウォーキングをするようになりました。歩くと、血流が良くなるので、乱れた脳の機能を取り戻すことになると考えているからです。

とにかく、「休むことがあっても、怠けることはするまい」と思うのです。リラックスするにしても、生活のリズムだけは保とう… 

まだまだ、好不調の波があって、酷く落ち込むことがあります。それは、とても苦しいことです。

でも、あの時もそうだったように、今回も、医者が何と言おうと、奇跡を呼び込みたいと思います。

次回のテーマは、「17.モチベーションを高める」ですが、最近、「やる気」が出てくる方法を実践中なんです。まだ始めたばかりではありますが、公開しようと思います。お楽しみに!


障害は、いつかはやってくるもの。
だから、障害があっても乗越えられるよう、心の準備をしておこう。
障害を乗越えながら、人間は強くなっていくのだと信じよう。


※このフレーズを10回声に出して唱えると、アファメーション(ポジティブな言葉を繰り返し唱えて潜在意識をクリーニングすること)の効果がありますよ。
氷山の水に沈んでいる部分のように、意識より無意識(潜在意識)の方が、10倍も大きいのです。
意識を良いものに変えようと努力しても勝ち目がありません。
黒いコーヒーの入ったカップに水道の水を注いでいくと、やがて透明になっていくように、アファメーションによって潜在意識をクリーニングしていきましょう。

※努力しなくては得られないような幸福ばかり追い求めていては、やがて疲れ果ててしまいます。
四季の美しさを味わうことでも、100円ショップで売っている霧吹きボトルに水を入れ、同じく100円ショップで手に入る好みのアロマオイルを数滴たらしてアロマミストを浴びるようなことでもいいのです。日常の中で見つけられる、簡単に手に入る、「小さな幸せ」を毎日感じる練習をしていきましょう。
そうすると、好不調の波が、激しく大きな波から小さな波となっていき、やがて穏やかな波へとなっていくことでしょう。幸福体質を築いていきましょうね。

※薬は、脳内の伝達物質等のバランスを改善できる効果があるのだと思います。そういう意味で重要なのだと考えています。しかし、薬を飲んだからといって、生活習慣までは改善してはくれません。
 生活習慣を改善する部分においては、本人の自覚と努力が必要になってくるのだと思います。アファメーションとは、頑張る方法ではなく、無理せずに、自然に心の持ち方を改善していく心のエクササイズなのです。

※アファメーションは、ダイエットに似ています。月に1回だけやったからといって痩せることがないように、毎日取り組まなくては効果が出ません。毎日、取り組まれることをお勧めします。

参考文献:『自信の法則』 ジェリー・ミンチントン=著 弓場 隆=訳 (ディスカバー)


posted by 盛岡のしろねこ / 佐藤 潤 at 20:18| Comment(0) | TrackBack(1) | アファメーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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