2008年03月25日

19.失敗を生かす

声楽をやっていて思うのですが、リスクの伴う高音を歌う際に最も重要なことは、成功をイメージすること。もしくは、何も考えずに練習どおりに精一杯歌うことなのだと思います。本番は、練習では得られない集中力が加わってくるので、自分が思った以上の演奏ができたりします。

また、「こうでなくてはならない」という思い込みが失敗という概念を生むのであって、失敗と思っていた演奏が大成功であったということも決して少なくありません。

失敗する時は、失敗のイメージが頭に浮かんでしまった時が多かったように思います。

そして、「こうでなくてはならない」という思い込みとコンディションが違っていた場合、急に不安になってしまい自分を見失ってしまうのです。

そうではなくて、その時のコンディションに合わせてやるのなら、何の問題も無いことなのです。頭の切り替えが重要なのだと思います。

「ダメだし」といって、稽古の最終段階で、まずいところや欠点等を洗い出し、部分練習することで完成度を高めることは重要なことですが、本番に関しては何も考えない、もしくは成功のイメージだけを頭に描く集中力が必要なのだと思います。とにかく本番は雑念の無い分、集中力が高まりとても理想的な状態になる筈なのです。

私は、母が異常なほどに心配性で、いつも失敗した時のことを考えるように植え付けられてきたように思います。母は、失敗を恐れるあまり、確実なことにしかチャレンジしようとしない人生でした。書道において非凡な才能があったのですが、自分を売り込むこともしないで、子供たちにお習字を教えられればそれでいいと考えていたようです。父母共に公務員だったので、事なかれ主義というか、目立たぬように生きることを美学にしているようにも感じられました。

私は、そういった公務員的な考え方が嫌いで、道なき道を歩んできました。ですから、失敗の多い人生ではありますが失敗するたび進化してきたように思います。その点で、母と生きる姿勢が大きく異なっています。ところが、時々、母の考え方が頭をよぎり、たじろいでしまうことがあります。

失敗したらどうしよう…

本当に失敗と言うことはあるのだろうか。本当は、失敗と概念を持つ必要がないと考えた方が、うまくいくのではないかと思うのです。

失敗とは、歩みを止めた人が考える価値観なのだ。

失敗と考えると、どんどん落ち込んでしまい、歩みが止まってしまいます。そればかりか、前に進む勇気を失い自尊心(セルフイメージ)までも小さくなってしまいます。

歩みを止めない限り、進化があるのみ。失敗と思えるようなことがあったとしても、失敗とは考えない。「進化の過程」なのだと考えたいと思います。

ですから、私は失敗という言葉をできるだけ口にしないようにしたいと思います。


失敗という概念や、「こうでなくてはならないという」思い込みを持たない努力をしよう。
失敗と思えるようなことがあったとしても、失敗とは考えずに「進化の過程」と受け止めよう。
歩みを止めない限り、失敗など存在しないのだと考えよう。


※このフレーズを10回声に出して唱えると、アファメーション(ポジティブな言葉を繰り返し唱えて潜在意識をクリーニングすること)の効果がありますよ。
氷山の水に沈んでいる部分のように、意識より無意識(潜在意識)の方が、10倍も大きいのです。
意識を良いものに変えようと努力しても勝ち目がありません。
黒いコーヒーの入ったカップに水道の水を注いでいくと、やがて透明になっていくように、アファメーションによって潜在意識をクリーニングしていきましょう。

※努力しなくては得られないような幸福ばかり追い求めていては、やがて疲れ果ててしまいます。
四季の美しさを味わうことでも、100円ショップで売っている霧吹きボトルに水を入れ、同じく100円ショップで手に入る好みのアロマオイルを数滴たらしてアロマミストを浴びるようなことでもいいのです。日常の中で見つけられる、簡単に手に入る、「小さな幸せ」を毎日感じる練習をしていきましょう。
そうすると、好不調の波が、激しく大きな波から小さな波となっていき、やがて穏やかな波へとなっていくことでしょう。幸福体質を築いていきましょうね。

※薬は、脳内の伝達物質等のバランスを改善できる効果があるのだと思います。そういう意味で重要なのだと考えています。しかし、薬を飲んだからといって、生活習慣までは改善してはくれません。
 生活習慣を改善する部分においては、本人の自覚と努力が必要になってくるのだと思います。アファメーションとは、頑張る方法ではなく、無理せずに、自然に心の持ち方を改善していく心のエクササイズなのです。

※アファメーションは、ダイエットに似ています。月に1回だけやったからといって痩せることがないように、毎日取り組まなくては効果が出ません。毎日、取り組まれることをお勧めします。

参考文献:『自信の法則』 ジェリー・ミンチントン=著 弓場 隆=訳 (ディスカバー)


posted by 盛岡のしろねこ / 佐藤 潤 at 18:52| Comment(0) | TrackBack(0) | アファメーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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